秋田県の歴史に関する調査研究(2019年)

鹿角市の大湯環状列石や北秋田市の伊勢堂岱遺跡は、「北海道・北東北の縄文遺跡群」の一部として世界遺産登録を目指しており、縄文人の精神生活を考える上でたいへん貴重な遺跡です。また、秋田市寺内にある秋田城跡は、奈良時代から平安時代にかけての大規模な地方官庁で、当時の政治・軍事・文化の中心地でした。さらに、本校の目前にある千秋公園は、秋田藩主佐竹氏の居城久保田城跡であり、花見の時期には県内外から多くの観光客が訪れるなど、秋田の歴史や文化を考える上で重要な場所となっています。 このように、県内各地には旧石器時代から現代に至るまで、歴史的に貴重な史跡が数多く残されています。そこで、生徒が主な史跡や資料館を訪れて、歴史的背景や重要性を理解し、互いに学習成果を発表し合うことで、生徒一人一人が秋田県の歴史について理解を深めることができました。