野鳥・カラスの生態(2003年)

野生の鳥類に対する人間の影響について研究しました。人間の出す生ごみはカラスにとって質の高い栄養源であり、停電の原因となる電信柱へのカラスの営巣は失われた大木の代わりとなるものであることを知りました。カラスが町に定住することや、ムクドリが繁華街の街路樹に群がることは、雑木林の宅地化の影響であることを学びました。カラスによって生ゴミを食い散らかされる被害は、全国の繁華街を調査することによって、人間側の細かな配慮によって防ぐことができることを知りました。またカラスの記憶力や図形の認識が非常に高いことも学びました。