学校紹介ABOUT

校長あいさつ

校長あいさつ

 本校のホームページをご覧いただきありがとうございます。
 生徒自身が見つけた夢を本校でふくらまし、それを支える先生たちがいて、目標を実現する。これが、私が思い描く「生徒のための学校」です。
 数年前、鷹が好きで好きでたまらない、将来鷹の世話をしたいという生徒に「大学の獣医学部で夢をかなえられる」と説いた教員がいました。彼女は自分で調べて獣医学部進学を決心しました。それからは遅くまで友人たちと教室で勉強し、色々な先生たちに質問を沢山して、ワクワクした3年間を続け通しました。先生たちが心配する中、その生徒は見事に目標の大学に合格しました。先生たちも級友も皆で一緒にヤッターと喜んだのを思い出します。やる気スイッチは誰にでもあります。それを上手に探す教員と一緒に喜ぶ仲間たちがここにいます。それが国学館のいいところです。
 この生徒をモデルにして、「夢をつかむ授業」を始めました。生徒が自分の夢のために使う授業時間。そして自分と向き合う時間。先日、その生徒が大学院に合格したとうれしい報告がありました。本校は、夢を叶える生徒を育て、自信がつく学校を目指しています。そして、多くの生徒が社会に貢献してくれることを願っています。

国学館高等学校 校長 江畠 治彦

教育方針

生徒ひとり一人の「自信」につながる教育

本校を卒業する多くの生徒が「国学館に入ってよかった」と言ってくれます。
それは高校生活を通じて培った「自信」の結果です。

  • 01本校は「自信」がつく学校です。

    校訓による自由な校風は自主性を育み、生徒のやりたい事を一緒に実現します。最近同好会が増えているのは、やりたい事があれば仲間と一緒にやってみようという校風の現れです。部活動の活躍や成績の向上、進路実現のみならず自分がやりたい事をやってみる行動は自信になります。

  • 02 本校はICTハイブリッド教育で
    「学力アップ」できる学校です。

    今、本校は進学に力を入れています。学力には個人差があり、一律の教育をしても期待する成果は得られません。そこで本校は学力指標GTZを導入して「学力の可視化」を図り、「授業のICT化」を推進し、スタディサプリ(動画学習)による「自学力向上」と「個別学習指導」による相乗効果を生む学習体制を作りました。いわばICTと教員力のハイブリッド教育を行っています。これにより生徒の希望する進学先に応じた受験指導ができるようになり、一段上の大学・短大・専門学校への進学を目指せるようになりました。

  • 03本校は「礼節・寛容・信念」を
    大切にする学校です。

    近隣の千秋公園や美術館・図書館などの文化施設を活用した体験型授業を通じて「サスティナブル社会に貢献する意識」を高め、社会人に必要な「礼節・寛容・信念」の心を大切にする人間を育てています。

  • 04本校は独自の奨学金で生徒の夢を応援しています。

    国の就学支援金制度により、私立高校も公立高校と同様に授業料が無償化になりました。さらに、本校は他にはない独自の奨学金制度(返金不要)で大学進学の夢を応援しています。

沿革

  • 明治40年5月
    秋田市茶町梅の丁に秋田女子技芸学校として開校
  • 明治41年6月
    秋田市土手長町に移転
  • 大正6年2月
    手芸科および師範科附設
  • 大正8年
    裁縫講習科附設
  • 大正8年12月
    現位置に校舎新築竣工移転
  • 昭和2年3月
    財団法人組織とする
  • 昭和6年
    タイピスト養成所、商業科、教員養成科、家事裁縫専修科附設
  • 昭和8年5月
    財団法人秋田高等家政女学校と改称
  • 昭和19年3月
    財団法人秋田女子実業高校と改称
  • 昭和23年10月
    財団法人敬愛学園高等学校中学校と改称
  • 昭和24年2月
    別科(和裁・洋裁・タイプ科)附設
  • 昭和24年12月
    財団法人を学校法人に組織変更認可
  • 昭和28年1月
    河辺郡下北手村桜字苔良地に男子部設立の認可を受け4月より開校
  • 昭和30年4月
    別科(理容科・美容科)附設
  • 昭和41年9月
    新校舎落成(S39~41年度3年継続事業)
  • 昭和54年4月
    学校法人敬愛学園 国学館高等学校と改称
  • 昭和56年3月
    家庭科調理コース新設認可(現在の調理科)
  • 平成11年4月
    別科を秋田県理容美容専門学校に移行
  • 平成17年4月
    普通科を単位制に移行
  • 平成19年12月
    創立100周年事業、講堂建替・理科実験室新設
  • 平成20年8月
    調理実習室全面改修
  • 平成24年3月
    校舎の耐震化大改修工事終了
  • 平成26年4月
    普通科を学年制に移行
  • 平成27年4月
    普通科に介護コースを新設
  • 平成28年4月
    調理科に調理製菓コースを新設

安心と充実の3年間

生徒一人ひとりが安心して、充実した高校生活を送り、進路目標を達成するために

  • 新入生研修
    新入生研修

    オリエンテーションや学年集会を通して、安心して3年間の高校生活をスタートすることができます。

  • 細かな生活指導
    細かな生活指導

    整容・言葉遣い・礼儀作法など、基本的な生活習慣について細かな指導を行い、社会で活躍するための基礎を身に着けます。

  • 基礎力の徹底
    基礎力の徹底

    習熟度別クラス授業などを行い、個々の生徒の実態に合わせた授業を展開します。個別指導も行います。学び直しから難関大学の受験対策まで、スタディサプリを活用して学力向上に努めます。

  • 早期の進路対策
    早期の進路対策

    生徒の個性や特性を尊重しつつ、多様化する大学入試等に対応するため早期に目標を設定し、それぞれの進路に合わせた指導を行います。

  • 高大連携授業
    高大連携授業

    大学等の先生方を本校にお招きし、様々な分野のアカデミックな授業の一端に触れることで、進学意欲を喚起します。

  • 保護者会・三者面談
    保護者会・三者面談

    定期的に保護者会を開催し、学校生活の様子を伝えるともに、担任・生徒・保護者による三者面談を実施して、学校生活がより快適となるようサポートします。

  • 情操教育の充実
    情操教育の充実

    情操教育の一つとして「自衛隊コンサート」を毎年アトリオンにおいて実施しています。2023年度は陸上自衛隊 東北方面音楽隊による生の迫力ある演奏に触れることができました。

  • 近隣文化教養施設の活用
    近隣文化教養施設の活用

    本校の周囲には千秋公園や秋田市立中央図書館明徳館や秋田市文化創造館をはじめ、多くの文化教養施設が立ち並んでいます。授業の一環として、そのような施設を積極的に利用し地域の皆様との交流にも力を入れています。

  • オンライン授業・課題配信
    オンライン授業・課題配信

    臨時休校や夏休み・冬休みなどに、オンライン授業を実施したり、授業支援アプリを用いた課題配信を行うことで、生徒の学びを止めないようにしています。

  • 緊急連絡
    緊急連絡

    災害時の連絡や通常時における保護者への情報提供などの迅速な連絡方法として、連絡用アプリを活用しています。

進路状況

過去5年間の卒業生の進路決定状況をアップします。
進学と就職でPDFファイルを分けてありますので、ダウンロードしてご参考にしてください。

卒業生の声

  • 秋田県立大学
    システム科学技術学部に進学

    長澤 航志さん

    (秋田市立将軍中学校 出身)

    私は高校入学時から大学進学を目指していました。国学館高校の先生達はとても接しやすく、生徒思いなのが最大の魅力だと思います。大学受験に向けて多くの先生達が手厚く指導して下さいました。放課後も遅くまで指導して下さったことは今でも感謝しています。先生達はいつでも生徒に力を貸してくれるので、大学進学の目標も達成できると思います。私自身とても濃い三年間を過ごすことができ、国学館高校に入学して良かったと思っています。

  • 弘前大学
    教育学部に進学

    長田川 真寛さん

    (秋田大学教育文化学部附属中学校 出身)

    私は、特進コース(現進学Tコース)で3年間を過ごしました。そのため、授業内容や進度は他のコースより難しいものでした。しかし、先生方は個別に優しく教えてくださるので、楽しく勉学に励むことができました。また、バレーボール部で活動したり、生徒会長として学校行事に携わったりと勉学以外でも様々な経験をしました。国学館高校への進学を考えている皆さん、高校は可能性の探求の場です。ぜひ、なりたい自分を探してみてください。

  • 日本大学
    経済学部に進学

    小松 隼吾さん

    (由利本荘市立本荘南中学校 出身)

    私は高校一年生の頃から大学進学を目指していました。そこで、進学Tコースを希望し、大学進学に向けた準備を進めました。また、バスケットボール部に所属して、学業と部活動の両立を心がけました。受験勉強は困難もたくさんあり、途中で諦めそうになったこともありましたが、先生方が親身になって支えてくれたおかげで、第一志望の大学に合格することができました。国学館高校での三年間は、自分にとって濃い三年間でした。行事も楽しく、生徒と先生方が親密な関係にあり、充実した学校生活を送ることができることが、国学館高校の最大の魅力です。

  • 秋田キャッスルホテルに就職

    東海林 創大さん

    (秋田市立秋田南中学校 出身)

    私は現在秋田キャッスルホテルのバンケット部バンケット調理科で勤務しています。実際に勤務が始まると、高校時代以上に求められる技術や知識はとても多いです。しかし、国学館高校で学んだ多くの知識や技術、経験が今の私を支えてくれています。
    国学館高校は調理師を志すための経験を積み、知識や技術を身に着けることはもちろん、調理師は生命にかかわる仕事という厳しさも学べる学校です。また、仲間と協力し調理実習などに取り組むことで、私が調理師として一番大切だと考えるコミュニケーション能力を育むことができます。相手が何を必要としているかを感じ取ることは調理師にとってはとても大切なことであると思います。調理師になってからも毎日が勉強です。大変な仕事ではありますが、やりがいがあり本当に素晴らしい職業です。みなさんも国学館高校で調理師を目指してみませんか?

  • 聖霊女子短期大学
    生活文化科に進学

    新木 美聖さん

    (秋田市立土崎中学校 出身)

    私は後輩の皆さんに、たくさんの先生に相談しながら、本当にやりたいことを見つけてほしいと思っています。国学館高校の強みは、先生方が一人一人に真摯に向き合ってくれることです。些細な事でも、何でも相談してみてください。「私はこんな事をやりたいんですけど。」と、たくさんの先生方に相談して、よいアドバイスをもらってください。温かい環境があるからこそ、私も生徒会長としての役割や、女子バレーボール部、受験勉強など、いろいろな事を乗り越えることができました。国学館高校に入学すれば、楽しい学校生活を送れると思います!

  • ヒューマンアカデミー仙台校
    声優専攻に進学

    辻本 海翔さん

    (秋田市立河辺中学校 出身)

    国学館高校の強みは一人一人の個性を見てくれる先生がいることです。そのため生徒が前向きにやりたいことを極めることができます。私が国学館高校で一番学んだことは人との繋がりの大切さです。私は不器用で空回りしてしまうことが多くありましたが、生徒会顧問の先生、担任の先生、面接担当の先生に細やかに声をかけてもらい、将来の夢を決めることができました。そのおかげで今夢を追いかけることができています。中学生の皆さんは、高校という新しいステージを決めることへの不安はあると思いますが、学校生活を支えてくれる先生が必ずいるので、是非国学館高校へ入学してみてください!